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「MadWorld」が松野シナリオだった件。(発言全訳) [雑記]

 何かと話題のWii「MadWorld」に関わってることが判明した松野さん。御本人の長文コメントがMadWorldの公式ブログに掲載されているとのことで、さっそく読んできました。

(情報元ブログ様)
 松野氏情報 (逆転裁判合同ブログ1号店
(元記事)
 MadWorld - Narrativity ※英文

 日本のゲームの日本人スタッフの発言を日本語で読めないってのは、なんだかなーって感じですが、とりあえず辞書を引き引き訳してみました。間違ってる部分はご指摘ください。

 ※公表済み情報以上のネタバレはありませんが、厳密にネタバレを避けたい方は御注意を。
 ※自分の訳に自信が無いので、訳注(*)を入れてます。

(以下、和訳して引用)

物語性
 松野泰己
 (プラチナゲームズからの委託によりMadWorldの脚本を担当)

 プラチナゲームスからMadWorldのために自分へのアプローチがあった際、私は、ゲーマー(*1)はアクションゲームに複雑な世界設定や物語性を実際に期待するかどうかについて考えました。個人的なことを言えば、自分は物語を目的にアクションゲームを買うことはありません。しかしながら、常に進化するグラフィックからも分かるように、最近のハードウェアの進化により、ゲームはより精細に作られるようになりました。このことから、私は今のゲーマーはアクションそれ自体で満足しているわけではないと理解することができました。それで、物語の雰囲気と深さに高い価値をおくゲーマーのために、最初から最後までこのゲームの世界観と脚本を構築するようリクエストされました。(*2)

 物語を書くにあたって、私は、ゲームデザインと必要とされていることを出来る限り明確に理解するために、開発チームと数え切れないほど会いました。興味深かったことは、開発チームが私にあることを言うと、プロデューサー(*3)は別の事を言うということです。詳しく言うと、彼らはそれぞれの立場から違ったことを私に要求したのです。
 開発チームは私に二つのガイドラインを示しました。第一は、”ジャックは正義の人ではない”ということです。彼は暴力の行使に躊躇いが無いからです。第二は、同じ理由から”その世界では暴力が肯定されている”ということです。ゲームをプレイしている間、最大級の暴力行為を行う際に、プレイヤーがその行為に疑問を持つことを彼らは望みませんでした。

 一方で、プロデューサーは”暴力は究極的には最後に否定されなければならない”と強く信じていました。それは、我々がビデオゲーム業界を取り巻く現在の状況に配慮しなければならないということを意味しました。企業として、セガもプラチナゲームスも暴力を正しいこととは考えていなかったので、それは全く理に叶った要望だと思いました。

 デスウォッチ(非合法なアングラ・ライブショー)の設定は、これら二つの矛盾した要望--暴力の肯定と否定--から生まれました。デスウォッチ・ゲームの驚異的な世界では、暴力と残忍性は単に必要とされるだけでなく、肯定されます。しかし、いったんそのショーから踏み出せば、外の世界は普通の慣習に縛られています。(*4)そういったことは「MADWORLD」(*5)の中だけではありません。人生についても、そんな大きな矛盾を感じたことがありませんでしたか?私は、ゲーマーに、これら二つの矛盾した注文から生み出された普通でない世界とその物語を経験することができるように、プレイして欲しいと思います。(*6)

 最後に、このゲームを1度プレイしただけでは物語から全てを掴むことは少し難しいかもしれません。リプレイするにつれ、各キャラクターの会話の真の意味がだんだん理解できるでしょう。
(引用おわり)

(訳注)
 *1 ゲーマー(gamer):
  プレイヤー(player)とは区別されているので、いわゆる「コアゲーマー」を指す意図で使われていると思います。

 *2 それで~リクエストされました。:
  訳文が変ですが、要は「物語の雰囲気や深みを重視するゲーマーを意識した作品」ということですよね?

 *3 プロデューサー:
  MadWorldのプロデューサーはプラチナゲームズの稲葉敦志さん。

 *4 いったんあなたがそのショーから踏み出せば:
  これは「ゲームプレイをやめれば」という意味?「ジャックがショーを終えれば」という意味?

 *5 MADWORLD:
  あえて全部大文字なので、「狂った世界」という一般的な意味をかけた言いまわしと思われ。

 *6 私は~:
  この文の訳全体について自信無し。「単なる暴力の肯定だけでなく、否定と肯定の双方から為る世界であることをプレイを通じて感じ取って欲しい、感じ取れるような遊び方をして欲しい」という意味で良い?
 
 ・・・ということで、正確性がかなり不安な自分の訳ですが、久しぶりの松野発言でした。
 読んでみて驚いたのは、シナリオの手伝い程度かと思っていたら、シナリオそのものを松野さんが請け負っていたということ。基本設定の部分から手がけてるんですね。
 とかく残虐表現と独特のCGが話題ですが、情報が出てくるに連れ「意外に一筋縄じゃいかないシナリオっぽい」と思っていたら、そういうことだったのか。
 「明るいノリの残虐表現」と「暴力の否定」という無茶ぶりとも言えるオーダーを、どういう落としどころに持っていくのか興味深いですね。
 アクションゲームなのでRPGのシナリオと混同してはいけませんが、今回はCEROの縛りも無いことだし、劇薬みたいに濃~い松野節が聞けるかもしれません。・・・英語で。orz

 ・・・ドイツがダメなら日本も発売は無理なんだろうな~。(--;

 グロとアクションが苦手な自分でも(松野さんの話はぬきにしても)、隅々まで冷静に計算された精緻な作りを感じる作品なので、海の向こうのイロモノみたいな扱いだけで終わったら残念です。
 レーティングと販売時の管理がしっかりしてれば日本でも発売していいと思うんですが、それが出来てない状況だから、ユーザーも大声で「売れ!」と言いにくくなってるような。

 ハードを問わず、Z指定作品は購入者に身分証明書の提示を求めていいと自分は思います。通販なら自己名義のクレジットカード払い限定にするとか。子供がプレイしないように管理する旨の同意書や同意事項をもうけてもいいし、本体でペアレンタルコントロール設定をしないとソフトが動かない機能を付けてもいい。
 むしろ、それくらいの覚悟とポリシーの無い人には、大人であっても「Z」なゲームは遊んで欲しくない、と自分は思います。


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